SBI証券、楽天証券を特定口座(源泉徴収なし)に変更


残念ながらサクソバンク証券の特定口座対応は「源泉徴収なしが2020年1月から3月、特定口座源泉徴収ありは2021年1月から」に延期されたようです。
 参考:【確定情報】サクソバンク証券の特定口座対応は最短で2021年

延期続きなのでまだ延びそうに思えて仕方ありませんが、とりあえず一般口座は面倒なので、特定口座源泉徴収なしだけでも早く対応してほしいなと思っています。

サクソバンク証券は他にもパスワードの定期更新が強制だったりで色々不満があるのですが、GVAL(カンブリア・グローバル・バリューETF)やNGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)は国内ネット証券では取扱いがないので他に選択肢がないんですよね。
また、サクソバンク証券の大きなメリットはDRIP(配当再投資制度)だと思いますが、事前にDRIPの対象かどうかが分からず、私が保有しているGVALとNGEはDRIP非対象でした。なので、私にとってはマイナーなETFが買えるというのがサクソバンクの唯一のメリットです。
 過去記事:【サクソバンク証券DRIP】GVAL、NGEは対象外?

話が逸れましたが、今回はメインで使用しているSBI証券とサブの楽天証券で、特定口座(源泉徴収あり)→特定口座(源泉徴収なし)に変更することにしました。

特定口座(源泉徴収あり)、特定口座(源泉徴収なし)、一般口座の違い

特定口座(源泉徴収あり)、特定口座(源泉徴収なし)、一般口座には以下のような違いがあります。
※特定口座(源泉徴収なし)、一般口座を選んでも、現地源泉税(米国なら10%)は徴収されます。

■特定口座(源泉徴収あり)
国内源泉税は証券会社が納税、確定申告不要。損失の繰越控除や他の証券会社との損益通算をしたい場合のみ「特定口座年間取引報告書」を使って確定申告。

■特定口座(源泉徴収なし)
国内源泉税は自分で納税、確定申告必須。「特定口座年間取引報告書」が交付されるので確定申告が簡単。
※ただし、配当金については源泉徴収あり/源泉徴収なしのいずれを選んでも源泉徴収されてしまいます。

■一般口座
国内源泉税は自分で納税、確定申告必須。自分で取引の損益を計算して確定申告を行う。メリットなし。

最初は確定申告するのが面倒くさいと思ったので何も考えずに「特定口座(源泉徴収あり)」を選択していました。

ですが、私の場合は一般口座のサクソバンク証券を使っていますし、そうでなくても損失の繰越控除や他の口座との損益通算をするためにどっちみち確定申告する必要があります。

どうせ確定申告するなら、源泉徴収なしを選んだほうが後で納める国内源泉税ぶんを投資に回せるので資金効率は良くなります。

SBI証券を特定口座(源泉徴収なし)に変更

SBI証券では以下の手順で変更できます。
※次年度の変更については前年の11月下旬頃から受付を開始するそうで、10月に申し込みすると取扱い不可との連絡がありました。
出典:SBI証券 よくあるご質問 Q&A

楽天証券も特定口座(源泉徴収なし)に変更

楽天証券では以下の手順で変更できます。楽天証券の場合は本人確認書類のアップロードが求められます。
出典:楽天証券 よくあるご質問



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