RCP（RITキャピタル・パートナーズ）、若干ディスカウントで取引される

RCP（RITキャピタル・パートナーズ）はのイギリスの上場投資会社で、名前がかっこいいというだけの理由で少しだけポートフォリオに組み入れたいなと思っています。

下記記事を書いた時点ではロスチャイルド家6代目当主のジェイコブ・ロスチャイルド卿が会長を務めていましたが、2019年に退任しており、現在はJames Leigh-Pemberton卿が会長です。
　過去記事：ロスチャイルド卿が率いるRCP（RITキャピタル・パートナーズ）

過去数年間はNAVに対して7％程度のプレミアムで取引されてきましたが、コロナショックでNAV以上に株価が下落したため、現在は3.4％ディスカウントになっています。

出典：Financial Times

RCPは上場（1988年）以来ではMSCI ACWIを大幅に上回る好成績を残していますが、過去10年ではMSCI ACWIが+105.7％に対して、NAVが+78.9％、トータルリターンが+95.6％とアンダーパフォームしています。

出典：RIT Capital Partners plc

2020年3月末時点のアセットアロケーションは以下のようになっています。正直中身はよく分かりません。

出典：RIT Capital Partners plc

難点はロンドン証券取引所上場のため、国内ではたぶんサクソバンク証券でしか買えないんですよね。サクソバンクは売買手数料率は0.10％ですが、最低手数料が8ポンドと高いので、少額では手数料が勿体なくて買えません。

NAVに対してディスカウントになったら買いたい、と以前は書いていたのですが、今は他に買いたいものが色々あるので買えないうちにプレミアムに戻ってしまうかもしれません。


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