Global XのサイトでNGEのプレミアム/ディスカウントの日次データが見られるのでグラフ化してみました。(何故か分かりませんが)一時的にETFが暴落した2016/6/15と2016/6/16の2日間を除くと概ねプレミアムで取引されてきましたが、2020年3月に入ってからはずっとディスカウントになっています。
2020年以降では以下のようになります。
(同じくGlobal XのPAK(グローバルX MSCIパキスタンETF)は一時は-11.77%までいきましたが、現在は-4~-5%程度で取引されています。)
現時点のNGEのAUMは$29.7 millionです。一般的にはETFのAUMは$50 million以上あれば良いようですが、NGEはこの基準を下回っており、ETF.comのFund Closure Riskは"High"になっています。
過去記事:ETFの繰上償還リスクについて
NGEの経費率は0.89%と高いですが、AUMが非常に小さいのでGlobal XがNGEを運用していても年間26万ドルくらいにしかなりません。
新興国・フロンティア国は現物株の取引コストが高いと思うのである程度の乖離は仕方ないと思いますが、最近のディスカウントは大きすぎるので大丈夫なのか心配になってきますね。
気にはなりますが、とりあえずは無視して買い増ししていくつもりです。償還されないなら元々割安なものが更にディスカウントで叩き売られている状態ということで私にとっては喜ばしいことではあるのですが…
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