世界各国通貨の購買力平価と為替レート


世界各国通貨の対ドルの購買力平価(PPP)と為替レート、PPP/為替レートを表にまとめてみました。

※PPPはOECD(2021年時点)、為替レートは2022年5月30日時点のX-Ratesのもので、PPP/為替レートの昇順(購買力平価でみて割安な順)で並べています。


PPP為替レートPPP/
為替レート
トルコ2.6116.390.16
インド23.3077.560.30
インドネシア4,738.6414,549.420.33
コロンビア1,362.013,931.570.35
ロシア26.3763.470.42
ハンガリー152.55365.510.42
ポーランド1.814.270.42
南アフリカ7.0415.520.45
メキシコ9.9019.540.51
ブラジル2.534.730.53
チェコ12.7422.980.55
中国4.186.660.63
韓国808.461,238.450.65
ユーロ0.690.930.74
日本96.76127.290.76
イギリス0.670.790.84
スウェーデン8.559.790.87
ニュージーランド1.431.530.94
デンマーク6.496.920.94
カナダ1.291.271.01
オーストラリア1.461.391.05
イスラエル3.793.321.14
スイス1.110.961.16
アイスランド150.09128.061.17
ノルウェー11.199.441.19


PPP/為替レートをグラフ化すると以下のようになります。


所得水準の低い新興国通貨は購買力平価でみると常に割安になりがちなので、先進国通貨のみでみるとユーロ、日本円、イギリスポンドが割安で、ノルウェークローネ、アイスランドクローナ、スイスフランが割高です。


日本円はかなり割安に思えますが、かつてのアルゼンチンのように先進国から新興国に没落していった場合は新興国通貨としてさらに下落余地もありそうな気もするので何ともいえないなと思っています。なんだかんだでそんなに没落せずに生き残れそうな気も割としますが…

 過去記事:日本円は単に割安なのか、相対的な所得水準低下を反映しているのか




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