参考:マイナス実質金利の下でのドル高進行
株価=EPS/(株式リスクプレミアム+長期金利-成長率)で表すことができるので、金利よりも成長率が高い状況が続くのはたしかにとてもマーケットフレンドリーなんですよね。
これに似たものでは、景気にとって重要なのは長短金利差(イールドカーブ)よりも投資利鞘(名目潜在成長率-長期金利)という話もあります。
※足元では思いっきり逆イールドになっているのでそこだけを見ると景気後退待った無しということになると思いますが、今回の場合は投資利鞘を見たほうがいいという以前に超高インフレが急速に落ち着いていく感じなら名目金利差が逆転するのは当たり前なので実質ベースで見る必要がありそうな気がします。
名目GDP成長率と長期金利を並べてみると、1980年以前は割とG>Rの時期が普通だったのが1980〜2010年はR>G、2010年以降はコロナショックの一瞬を除いてずっとG>Rが続いています。
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