非友好国の投資家による売買がいまだ認められていないので取引停止が続くロシア株ETFですが、なかでもERUSはいち早く2022/8/17に清算を開始しています。
出典:ishares |
8/17に流動資産から取引コストを引いた1株あたり$0.032727が分配されたあと、少なくとも2023/12/31までは存続する予定だそうなので、それまでにロシア株が売却できる状況にならなければ終了となる可能性があります。
非友好国の売買が停止された状態なのであまり参考にはなりませんが、ロシアRTS指数は戦争前と比べると大幅下落しているとはいえ取引停止直前よりはマシな状況ですし、取引再開の可能性がゼロではないRSXと1324はまだ良心的なのかもしれません。
ロシアRTS指数(出典:SBI証券) |
ちなみに1324はRSX/ERUSが取引停止されたあともしばらく取引できていましたし、大幅なプレミアムになっていた取引価格も後から見れば割と妥当だったと思われます。
過去記事:ロシア株ETFはRSX/ERUSよりも1324のほうが正しかったのでは
isharesは多くのカントリーETFを揃えていますが、ロシア株ETFへの対応をみるとアメリカと仲の悪い国に投資する際には別のものを選んだほうがいいのかもしれません。
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