米10年国債の将来10年間の名目リターンはほぼ投資した時点の利回りと一致します。
過去記事:株式益利回りと長期の実質リターン
CAPE利回り(CAPEレシオの逆数)ではこんな感じです。CAPE利回りのほうが若干良さそうです。1970年以降
1970年以降ではどれも割と近い数値になっています。益利回りとCAPE利回りは2000年以降は結構乖離がありますが…
2023年6月30日時点の米10年国債の利回りは3.84%、S&P500のCAPEレシオは31.07なので、単純に利回りから計算すると、米10年国債の将来10年間の実質リターンは1.6%程度(インフレ率を10年のBEI2.22%)、S&P500の将来20年間の実質リターンは3.1%程度ということになります。
長期トレンド
一方、S&P500の実質トータルリターン指数の長期推移をみてみると、2021年とは違って過熱感はそれほどありません。
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