天然ダイヤモンドと上位互換的な人工ダイヤモンドとの価格差は拡大し続けているらしい


以前、1960~2019年のダイヤモンドのCAGRは4.3%という記事を書いたのですが、ダイヤモンド価格は2022年をピークにそれなりに下がっているようです。

 過去記事:1960~2019年のダイヤモンドのCAGRは4.3%らしい


最近みたチャートによると、天然ダイヤモンドは下落基調にあるとはいえ、人工ダイヤモンド(ラボグロウンダイヤモンド)はそれ以上に急速なペースで下落しているので両者の価格差は大きくなっているそうです。


よく言われるデビアスのマーケティング努力と市場支配力の影響がどれくらい大きいのかはよく分かりませんが、肉眼では全く区別がつかなかったとしても天然のほうを好む消費者心理がこれだけ維持されているのは面白いなと思います。


鮪とか鰻とかは天然と養殖で味が違うらしいので天然の味を好む人がいるのは分かるのですが、ダイヤモンドは素人目には見た目も触り心地?も何もかも全く一緒でしょうから個人的な感覚ではもしダイヤモンドを買わないといけないなら絶対に人工にしたいです。(そもそも買いませんが…)


最近の若い世代は価格以外にも採掘過程で人権や環境負荷等の懸念があることからも人工志向が強まっているそうなので天然ダイヤモンド価格は人工並みに暴落して投資価値がなくなる日もくるのかもしれませんが、今のところは価格差は拡大するばかりのようなのでまだ当面は高価格が維持されるんだろうなと思います。

(でもまあ人権とか環境負荷という点ではゴールドも同じだと思いますが、そこまで批判されている感じもしないのでやはり人にも環境にも優しい上位互換が存在するのに敢えて天然を採掘していることに対して批判的な人が多いっていうことなんでしょうか。)




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