低CAPEが強めの2025年、償還後のナイジェリアの強さ


今年は低CAPE国のパフォーマンスが結構良いように思えます。

Seeking Alphaの各国カントリーETFの年初来パフォーマンスをみてみると、アメリカが+5.37%の一方、ギリシャ(+57.77%)、ポーランド(+57.45%)、韓国(+42.25%)、スペイン(+41.38%)、オーストリア(+40.59%)となっています。
※ギリシャのCAPEレシオは分かりませんが多分低いはず。
ヨーロッパは再軍備で財政出動・金融緩和とか、韓国は戒厳令騒動で下がったあとの反動みたいなのも大きそうですが、トルコとかタイ以外は比較的低CAPE国ほど高パフォーマンスな傾向になっているように思えます。
ちなみに昨年償還されてしまったNGE(グローバルX MSCIナイジェリアETF)というETFがあるのですが、これも年初来では+38.20%と結構強いんですよね。過去5年では+17.57%とACWIを圧倒しているようです。まあNGEが生きていてもこれ通りのパフォーマンスが出るかどうかは怪しいですが。

私が保有していた当時からサクソバンク証券だけで半分脱法状態みたいな感じでしたが、結構上がった今でも超低PERみたいですし、米株との相関の低さという意味でも償還されずに保有できていたら良かったなあと思っています。


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コメント

  1. ナイジェリアETF、あんまりリターンも良くなかったですが、他のETFでは味わえないような変な動きが色々あってカオスさが面白くて印象に残っています。いつかは吹き上がるだろうと思ってましたが償還されてしまったのは残念でした。

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    1. 残念ですよね。
      市場はあなたの支払能力よりも長く非合理であり続けられるみたいな格言がありますが、逆張りのETFは上昇に転じるよりも早く償還してしまうんだなあと思いました。

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  2. 私もNGE持っていたのですが、償還されてしまい残念です

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    1. NGE割安でしたもんね。地味にホルダーもいたように思えるのでGlobalXもう少し頑張っていただきたかったです。

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