TSMCのカントリーリスク



ロシア・ウクライナ戦争をきっかけに中国株への投資は無理だなと思ったので撤退しているのですが、TSMCだけはどうしようかなとずっと迷っています。

 過去記事:【反米国家資産からの撤退】中国株を全売却


中国が台湾に侵攻した場合、中国がロシア化するので中国資産は少なくとも西側からは投資不能になると思われますが、そうなるとTSMCも海上封鎖で出荷できなくなったり爆破されたりして暴落するか中国に接収される可能性が結構ありそうです。

(サプライチェーンが複雑なので中国が接収しても使いものにならなくなるそうですが…)


TSMCの時価総額が3,300億ドル程度というのは台湾企業でなければ安すぎるように感じる一方で、台湾有事リスクを加味するとそうでもないのかもしれません。


出典:Infinite Market Cap

まあ侵攻するとしても数年後でしょうけど、半導体株が回復してきたら売りたくなりそうです。


それにしても最近はインフレ要因のことばかりが起きて、FIREどころではなくなりつつありそうな雰囲気でとても憂鬱になります。自動化で労働力不足が解決して脳天気にFIREとか言ってられるような将来がきてほしいですね。

 過去記事:高齢化は金利低下要因なのか、上昇要因なのか




よろしければ応援クリックお願いします
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ

コメント