タイトルそのままなんですが、最近改めてSPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)の低PER版みたいなETFが欲しいなあと思っています。
S&P500のうち低PERの銘柄群が高PERの銘柄群をアウトパフォームするというのは有名なジェレミー・シーゲルの研究のほか、「長期的バリュー投資の基本と原則」という本にもこんなデータが載っているそうです。
参考:低PER、低PBR、高配当は裏切らない?ジム・カレン著「長期的バリュー投資の基本と原則」
https://t.co/VqSVk0bNAX pic.twitter.com/DW8QXBxLB0
— 高卒非正規が株式投資でアーリーリタイアを目指す (@ronaldread_blog) January 13, 2023
SPYDはグロース全盛だった2021年あたりでは「目先の高利回りにつられてアンダーパフォームするETF」みたいな扱いを受けていた気がしますが、私はむしろ長期では市場平均を上回るんじゃないかなと思っています。
過去記事:SPYD(SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF)は長期では市場平均を上回ると思う
そして個人的には高配当利回りでスクリーニングするよりも低PERのほうが好きなので、低PER版が誕生しないかなあと。
以前いろいろなETFを探していたときにS&P500のうちバランスシートが健全とかいろいろな条件を満たしたうえで過小評価されている20銘柄に投資するDVP(ディープ・バリューETF)というのがあって結局買わないままひっそりと消えていたみたいなのですが、機械的に低PER順に80銘柄均等みたいなETFが欲しいです。できても人気出なくてすぐ償還されそうですが。
過去記事:DVP(ディープ・バリューETF)
よろしければ応援クリックお願いします
DVPですが、ブログ主様の記事より、「強固なバランスシート、プラスの利益、強力なフリーキャッシュフローを持ち、過小評価された」とありましたが、このくだりはなかなか魅力的に感じました。
返信削除グロース株がイマイチな相場環境なので、こういった銘柄で構成されたETFや投資信託で運用したり、構成銘柄を個別株式で投資するのも良さげですね。
日本ではこういった金融商品は、なかなか銀行窓販の商品にならないんだろうなと思います。
作る側にも販売する側にもお客様に儲けて貰おうという意識と能力(ココが大事なポイント)がイマイチですから……。
DVPはS&P500銘柄に投資するだけの割と経費率高かったのが良くなかったのかなと思いました。
削除高配当利回りかつ高クオリティ銘柄に分散投資みたいなのは個別銘柄でもやりやすいかと思うのですが、低PERとかだと回転率がもっと高くなってETFのほうが良さそうな気がします。
回転率高くなると投信も売買コスト嵩んで高コストになりそうですし。
最近は低コストインデックスファンドも続々でてきていますが、ニッチな商品はなかなかですねぇ…
コメントありがとうございます。
削除思い付きはしたものの、ブログ主様のコメントを読むと、現実は思惑通りにいかないことがわかりました。
大変勉強になりました。