少子高齢化で労働の価値が上がっていくであろうなかでのFIRE


5年半くらい前、過去の強気相場の天井で資産1,500万円をS&P500に投資した状態で貧乏リタイア(年100万円支出)したら何年生き残れるのかという記事を書いたことをふと思い出しました。

(このブログもなんだかんだで7年近く書いてるらしくてちょっとびっくりしました。)

 過去記事:強気相場終盤に貧乏リタイアしたら何年生きられるのか


今は株高&円安の影響で当時にこれくらいあったらギリギリいけるかと思っていた水準を普通に上回っていますが、あれから日本円の価値が相当毀損した感があり、また税制・社会保険的にも不利になりつつあるので以前よりもかなり多めにバッファがないと厳しいなあと最近は思っています。


一旦無職になっても気軽にまともな仕事を得られる人だったら適当なところで辞めてみてもいいと思うのですが、私の場合は泳ぐのを止めたら死ぬマグロ的な感じで一回辞めるともう二度とまともに働ける気がしないので、できればもうバイトとかもしなくて良さそうな感じになってからにしたいんですよね。


株式のバリュエーションが高いので当面はあまり高いリターンが出ないだろうということもさることながら、少子高齢化で労働の価値が相対的に上がっていくであろうなか、資産収益に頼って生きていくことの難易度は上がっていきそうなのが辛いところです。

 過去記事:労働者の時代が来たら無スキルFIRE民はこの先生きのこれるのか


一方で近いうちにAGIが実現して労働人口が足りない問題は解決される可能性もありますし、あとから振り返ればもっと甘い想定で全然平気だったよねみたいになる気もそれなりにします。


いつだって将来は不確実なのでFIREにあたってはある程度の思い切りが必要であることに変わりはないのだとは思いますが、今後しばらくは特に不確実性が高くて判断が難しいように感じています。




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コメント

  1. コロナを経て、想定してたよりも10年時計の針が早く進んでしまったような感覚があります。最近は家買って畑やったり自己完結するシステムを作らないと思い切って隠居出来ないのかななんて考えたりしています。

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    1. 本当に一気に進んでしまった感じがしますね…自給自足できるような畑とかあればたしかに一気に頑強になる気はしますが、土地が買える程度の地方だと長期的にインフラ維持できなさそうですし、ちょうど良い場所が難しそうです。

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