AGI・ASI実現予測がどんどん前倒しになってきているので、それまでのあいだを耐えられるだけの資産があればギリギリのリーンFIREでも余裕なのでは?的な気持ちが最近は強くなっています。
過去記事: AGI、ASI実現予測の前倒しでリーンFIREでもいけそうな気が
少子化はどうせ今から生まれてくる子供が労働力になり始める前に既に人類はほぼ失業している可能性もありそうなので、短期的な高齢化を乗り越えればだいたいはなんとかなりそうな楽観的な気がしています。
(あるいは人類絶滅でいずれにせよ心配する必要がなさそう)
しかし一方でAIがなんとかしてくれなければ、長期的に高齢化による労働力不足で金利&インフレ上昇が続いてFIREにとってはかなり厳しい時代になる可能性もあると思います。
AIがなんとかしてくれるとしても思っているよりも長くかかる場合、いまの資産価格が歴史的にかなり高い水準にあるので将来の低リターンに備える必要があり、リーンFIREでは厳しいような気も。
ちょうど先週はゴールドマンサックスによる今後10年間のS&P500の名目リターンが年率3%という予想が少し話題になっていました。
CAPEレシオも相当高いですし、家計金融資産に占める株式比率も2021年のピークを超えており、ほかにも長期トレンドラインからの乖離などをみても今後しばらくのリターンはかなり悪くなりそうな気しかしません。
過去記事:家計金融資産の株式比率が上昇すると将来のリターンは低下する
過去記事:S&P500の長期トレンドラインへの回帰:今後10年間の実質リターン
AIがなんとかしてくれるシナリオがうまくいかなければ、今までの低インフレで退職者にやさしい時代が終わるうえさらに当面は低リターンに備える必要もあり、どちらに転ぶかでFIREに必要な資産が今まで以上に大幅に違ってきて難しいなあと思っています。
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