米国では家計金融資産の株式比率と将来のリターンは逆相関になっています。
過去記事:家計金融資産の株式比率が上昇すると将来のリターンは低下する
2021Q1(40.01%)の時点で既に過去最高水準でしたが、2021Q2では41.53%と上昇が続いており、家計金融資産の株式比率をみる限りでは今後10年間のリターンはかなり悪くなりそうです。
出典:FRED |
ちなみに総資産に占める株式比率は28.37%(2021Q1)→29.49%(2021Q2)となっています。
出典:FRED |
CAPE利回りから計算した今後10年後の実質リターンもやはりマイナスになります。
過去記事:1990年以降のCAPE利回りと10年後の実質リターン
一方でS&P500の実質トータルリターン指数は長期トレンドラインからそれほど乖離している訳でもないですし、近年の予想PERの推移から見てみても今後10年間でマイナスリターンは実際には起きなさそうな気も結構します。
過去記事:S&P500実質トータルリターンの指数関数的トレンドライン
過去記事:【S&P500】今後10年間がマイナスリターンは実際なさそうな気がする
今後10年間の米国株がどうなるのか、非常に興味深く思っています。
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