自国通貨の減価によるところがかなり大きい気はするものの、とりあえず円建て資産ではニート時代になんとなく考えていた生涯賃金を超えました。
インフレと税金が存在しない世界だったとしたら、非正規労働者の生涯賃金くらいに達したあとは(そしてふさわしい生活水準を保つ限りは)私はもう働く必要はないはずです。
現実の世界にはインフレと税金があってしかも今後の不透明感が半端じゃないのである程度のバッファを稼ぐために無職になるまではまだしばらくは働く必要があるなあと思っているのですが、とりあえず労働のストレスで死に追いやられる身の危険的なものを感じることはなくなるんじゃないかなと安心しています。あとは景気循環を考慮して一回景気後退を挟んでから辞めたほうが気持ち的に余裕があっていいかなというのも。
時期が良かったというのも結構大きくて、私みたいな低学歴無スキルで体力がないので肉体労働は無理です労働意欲もないですみたいなタイプはこれからの時代には今まで以上にまともな仕事を見つけるのが大変そうで、今から働き始めていたらFIREとか言ってる場合じゃなかっただろうなと最近はしみじみ考えています。
まともな仕事は見つからない、株式のバリュエーションが歴史的にみて相当高い(これは当ブログを始めたときからずっと言っている気がしますが)ことに加えて何といっても超円安…
もっと後でAIとか自動化が進んで労働者が不要になる寸前くらいだったら羨ましいですけど…過渡期は色々と辛そうです。技術的には進んでいっても社会不安が強くてラッダイトみたいになるかもしれませんし、どうせ働かなくていい時代くるからどうでもいいかと余裕かましてたら全然働かないとやっていけない時代が長く続く可能性もありますし。
人類が労働から解放されたあとに生まれてくる子供たちは文句なしに羨ましいですね。
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